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2023おでんパーティー

2023.12.22a

こんにちは。修士1年の長谷川です。

最近本当に寒いですよね。夏はしっかりと暑いので思わず忘れがちですが、冬になるとやはり自分は東北にいるんだなと実感させられます。

さて、冬に食べたいものといえばやはり体の温まる鍋、それも冬の風物詩ともいえるおでんはやはり格別です。

そこで、イベント好きな伊藤・椋平/鈴木研究室では、季節にあやかっておでんパーティーを開催しました。パーティーではおでんに加えて、火鍋という中国でメジャーな辛い鍋を留学生に作ってもらいました。

おでんも火鍋もとてもおいしく、研究室のメンバー一同わいわい盛り上がりながら、心も体も温まるひと時を過ごせたと思います。

心も体も冷えがちな季節ですが、皆様もおでんで温まってみてはいかがでしょうか?

2023年芋煮会

2023.11.09a

仙台の秋ーそれは芋煮の季節ー

こんにちは。お世話になっております。今年も芋煮の季節がやってきましたね。

伊藤・椋平/鈴木研究室では11月2日(木)に芋煮会を行いました。

仙台風・山形風の芋煮に加えて、焼サンマと焼き芋を食べ、秋の味覚を堪能できました。

天気にも恵まれ最高の芋煮会となりました!

工明会運動会に参加しました!

2023.09.28a

今年は残暑が長引いたものの、最近ようやく秋らしさを感じられる気候になってきましたね。

さて、秋といえばスポーツの秋!ということで、伊藤椋平・鈴木研究室では研究室内でフットサルのチームを組み、9/22(金)、青葉山グラウンドで行われた工明会運動会に参加しました!

工明会運動会は例年、工学系の研究科が集って行われる運動会で、今年は久々にコロナ前と同規模の運動会ということで大変な盛り上がりを見せていました。

結果としては決勝トーナメント1回戦で敗退してしまいましたが、研究室一丸となってスポーツを楽しむことができたので、最高の運動会になったのではないかと思います!

また、我々のチームが所属していた環境科学研究科が優勝したことも喜ばしいですね。

最後に、大会本部や各研究科の団長さんへ、円滑な運営を行って下さったことについて、この場をお借りして感謝したいと思います。

来年の運動会も楽しみですね!

D2 Dian Darismaさん,WRI-17 Student Poster Award!

2023.09.21a

Dian Darisma 氏(地殻環境エネルギー研究分野 博士後期課程2年)が、17th International Symposium on Water-Rock Interaction (WRI-17) / 14th International Symposium on Applied Isotope Geochemistry (AIG-14) において Student Poster Award を受賞しました。

大変素晴らしいです!

PhD student Mr Dian Darisma has been honored with the Student Poster Award from 17th International Symposium on Water-Rock Interaction (WRI-17) / 14th International Symposium on Applied Isotope Geochemistry (AIG-14).

His hard work is totally deserved!

Mukuhira et al., 2023 JGRプレスリリース

2023.08.31a

先日公表した椋平助教のJGR論文を東北大学の方でプレスリリースして頂きました。

東北大学HP
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/08/press20230823-03-geothermal.html

流体研HP
https://www.ifs.tohoku.ac.jp/jpn/news/3936/

Facebook
https://www.facebook.com/IFS.TohokuUniv

Twitter
https://twitter.com/IFS_TohokuUniv/status/1694180942787809712

【発表のポイント】
・注水を伴う次世代型の地熱開発(注1)で造成される貯留層(人工的な地熱貯留層(注2))の形状は、地殻応力の方向・絶対値に相関していることを解明しました。
・地殻応力は地下の岩盤中の水の流れやすさ(透水性)の支配的なパラメータであり、実際には透水性が地熱貯留層の形状を決定していることが分かりました。
・本成果は事前に地殻応力や、坑井(こうせい)(注3)の検層などの地球物理情報を取得することで、地熱貯留層の形状を予測することが可能なことを示唆しており、地熱開発のシステム設計に確実な情報を提供できます。

【概要】
次世代型の地熱開発(能動的地熱開発)では、地下に流体を圧入し、地熱貯留層を造成します。どの様な形状の地熱貯留層が造成されるか、経験則はあったものの統一的な理解が為されてきませんでした。貯留層の形状の予測・把握は、その後の熱抽出システムの設計にとって大変重要な情報です。

東北大学流体科学研究所の椋平祐輔助教、訪問研究学生の Meihua Yang(メイファ ヤン)氏、Kangnan Yan(カンナン ヤン)氏(共に中国・成都理工大学所属)、伊藤高敏教授、同大学大学院工学研究科・工学部の森谷祐一教授、産業技術総合研究所再生可能エネルギーセンターの石橋琢也主任研究員、岡本京祐主任研究員、浅沼宏副センター長、石油資源開発株式会社技術本部の熊野裕介グループ長 、ドイツ・ベルリン自由大学の Serge A. Shapiro(サージ シャピロー)教授、米国地質調査所の Justin L. Rubinstein(ジャスティン ルーベンステイン)博士、成都理工大学の Yinhui Zuo(シンホァ ゾォ)教授は、2006年12月にスイス・バーゼルでの能動的地熱開発プロジェクトで検出された微小地震 を詳細に解析し、人工地熱貯留層と見なせる微小地震発生領域の形状が、地殻応力と関連していることを明らかにしました。地殻応力は地下の流体の流れやすさを表す透水性の支配的なパラメータであり、透水性を通して微小地震発生領域が地殻応力と相関していることを明らかにしました。

【用語説明】
注1. 地熱開発
地中数百~数千メートルの深さでマグマによって加熱された水を主に発電(地熱発電)に利用すること。自然に存在する水資源を利用することもあるが、人工的に坑井を掘って水を注入する,もしくは地下の透水性を向上させる能動的地熱開発の研究開発が進められている。

注2. 地熱貯留層
地下に浸透した雨水等は,地球深部由来の地熱により加熱され,熱水・蒸気となる。このような地熱流体は,流体を通しにくい不透水層の直下に貯留し,その場所を地熱貯留層と呼ぶ。能動的地熱開発では、流体を人工的に地中に圧入し,熱交換流体として用いる。その過程で、人工的に地熱貯留層が造成される 。

注3. 坑井(こうせい)
地下資源および地下の地質的構造の探査や採取を目的として、ほぼ鉛直方向に掘削された井戸。

院試壮行会,つまりカツ丼で勝つ!

2023.08.24a

いよいよ,大学院入試が来週に迫ってきました。伊藤研でもB4の学生が研究室に来て院試勉強に励む姿がよく見られます。

受験戦争を勝ち抜いた?彼らもまた,大学院入試という試験と戦わなくてはいけないのでしょうか。。。研究の時間が。。という声が聞こえてきそうです。

そんな中,大学院入試を控えたB4を,甲子園に優勝した慶應の応援団並みに応援すべく,かつ,古き伝統と迷信をこよなく愛す伊藤研・鈴木研若手教員陣によって,受験に勝つ!ということでカツ丼が振る舞われました。院試壮行会として。

出前はもちろん東北大生御用達の「カツ丼のかつどんや」です。(若干HPが可愛すぎたり,コロナ禍のIT対応が完璧だったと噂の)。間違いなく,東北大の多くの研究室が同じような院試壮行会を催しているためか,余裕で出前を断られ,酷暑の中,教員が原付で取りに行ってきましたw。(Uber eatsのバッグ必要)
カツ丼は安定のうまさで,院試時の面接のアドバイスや,スーツがないとか,院試免除の面接を私服で戦った先輩の伝説などを伝承し,試験に向けて大いに勇気づけました。感極まったB4のメンバーは午後机に突っ伏したままでした。。(大丈夫か。。)

皆,無事院試を突破し,後期からバチバチ研究してくれることでしょう!
院試お疲れ会の日程ももう決まりました!それでは頑張ってください。

助教 椋平

 

 

7/26~27 オープンキャンパス

2023.07.31a

7/26~27の2日間にわたってオープンキャンパスが開催されました。

去年と異なり入場制限もなくなったため、キャンパス内は多くの高校生たちで賑わっていました!

大学生活や研究について知ってもらうことができました!

写真は当日の伊藤研ブースと展示していたカップの圧縮実験を撮影したものです。

 

新メンバー加入

2023.07.26a

先日、伊藤・椋平研究室と伊藤・鈴木(杏)研究室では、新メンバー加入に際してWelcome partyを行いました。

今回新たに新メンバーとしてお迎えしたのは以下の方々です。

伊藤・椋平研究室:Wang Luさん(Ph.D.)、川人くん(B3)

伊藤・鈴木(杏)研究室:千葉くん(B3)

Wangさん、川人くん、千葉くん、これからよろしくお願いします!

Guests from ETH Zurich

2023.07.03a

実は4月の頭に伊藤先生と僕(椋平)は,共同研究をおこなっているスイスのチューリッヒ工科大学と,研究フィールドであるBudretto underground labを訪問していました。伊藤研とETHのXiodong Ma博士のグループとで共同研究促進研究費もスイス政府から獲得していました。今回はETH側からは,同プロジェクトの弾性波モニタリングチームのリーダーであるDr. Anne Obermann博士と,その博士学生のMartina Rosskopfさんに伊藤研を訪問して頂きました。プロジェクトの進捗を発表して頂いたり,実験設備を見学してもらったり,こちらの研究を紹介したりと,充実した研究交流を行いました。

こちらは二人によるプロジェクトの紹介と最新の研究結果の講演の様子です。ご参加頂きありがとうございました。

Ito & Suzuki lab in JpGU

2023.05.30a

 

伊藤研・鈴木研のメンバーがJpGUに参加しそれぞれ研究発表を行いました。

グループランチの後,参加者みんなで取りました。鈴木研蓮見君は初参加。スーツトラップにも引っかかりませんでした。友達もできたそうです。

Dianさんは初めての参加。日本語ばかりだったかな。

Sunさんは慣れたものです。コロナ後でフルスケールのJpGUは初めてでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは私(椋平)と,Sunさんの共同研究者,東北大学工学部の野々村研究室の永田助教のポスターフラッシュトークです。さすがの一言!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

去年の卒業生の鎌田君も駆けつけて発表してくれました(僕がよく覚えていないため)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jamstecの研究者にポスターの説明をするSunさん,色々応用できそうですね。この後,Jamstecの皆さんとピザも食べました。

 

 

以下が,伊藤研分のJpGUでの発表です。学生のみなさんよく頑張りました!そして共同研究者の皆さんいつもありがとうございます。

[SCG58-01] Slab-derived fluid storage in the crust elucidated by earthquake swarm
★Invited Papers
*椋平 祐輔1、宇野 正起2、吉田 圭佑3(1.東北大学 流体科学研究所、2.東北大学 環境科学研究科、3.東北大学 理学研究科附属地震噴火予知研究観測センター)
 

[SCG55-03] MACHINE LEARNING MULTIVARIATE ANALYSIS FOR INJECTION-INDUCED SEISMICITY RISK EVALUATION
*鎌田 裕亮1、椋平 祐輔2、熊野 裕介3、岡本 京祐4、石橋 琢也4、浅沼 宏4(1.国立大学法人 東北大学、2.東北大学 流体科学研究所、3.(株) 石油資源開発、4.産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所)
 

[STT44-P07] 複素スペクトル行列の固有値分解に基づく偏波解析と低SN比イベント検出への適用
*永田 貴之1、椋平 祐輔1、孫 静怡1、森谷 祐一1、野々村 拓1(1.東北大学)
 

[SSS03-P02] Detection of P-S travel time and location for Low SNR Event using polarization 
*Jingyi Sun1、Yusuke Mukuhira1、Takayuki Nagata2、Taku Nonomura2、Hirokazu Moriya3、Takatoshi Ito1(1.Institute of Fluid Science, Tohoku University、2.Department of Aerospace Engineering, Tohoku University、3.School of Engineering, Tohoku University)
 

[SSS03-04] Fracture mapping using microseismic data analysis at Okuaizu Geothermal Field
*Dian Darisma1,2、Yusuke Mukuhira3、Naoki Aoyogi4、Kyosuke Okamoto4、Takuya Ishibashi4、Hiroshi Asanuma4、Takatoshi Ito3(1.Graduate School of Environmental Studies, Tohoku University, Sendai, Miyagi, 980-8572, Japan、2.Department of Geophysical Engineering, Universitas Syiah Kuala, Banda Aceh, Aceh, 23111, Indonesia、3.Institute of Fluid Science, Tohoku University, Sendai, Miyagi, 980-8577, Japan、4.AIST-FREA, Koriyama, Fukushima, 963-0298, Japan)