Ito lab in JpGU
2024.06.05a
伊藤研のメンバーがJpGUに参加しそれぞれ研究発表を行いました。 学生の皆さん,いつも研究頑張ってくれてありがとうございます。共同研究者の皆さんも色々助けて頂き感謝です。
発表は以下の通り。
Mukuhira 2024年5月27日(月) 最先端ベイズ統計学が拓く地震ビッグデータ解析,STT38-03 口頭発表Various field data applications of cSPM analysis for comprehensive evaluation of 3D particle motion 地震発生の物理・断層のレオロジー,SSS05-16,口頭発表(招待講演)Multi-directional hydraulic fracturing achieved by shear thickening fluid どうも最近忙しくてwell preparedが売りの私(椋平)ですが,なんやらかんやらのレポートだのK君のポスターだので,どうにもこうにもPPTを準備する時間がなく,学会参加時25日(土)の時点で,PPTともに完成度が20%と10%でした。。セッションをゆっくり聴く暇もなくひたすらPPTを作り,なんとか発表にまで漕ぎ着けました。プロなんで。STFの方は皆さんに楽しんでもらってよかったです。不思議流体とは言いましたが,びっくり流体じゃないから!
Dian Sun. May 26, 2024 New trends in data acquisition, analysis and interpretation of seismicity, SSS04-05, Oral presentationMicroseismic Data Analysis for Characterizing the Fracture Network System: A Case Study of the Okuaizu Geothermal Field Dianは土曜に千葉入り。某アイドルのコンサートがあるとかでホテル高騰につき,サウナ付きカプセルホテルに泊まるはめに。。しかも夜に僕(椋平)との発表練習をするのに,WIFI難民となりホテルの階段でボソボソと発表練習をする羽目に。。しかもやっぱり寝れなかったって。練習の成果もあってか,本番はきっちり時間に収まりました。Editorにも挨拶できたし共同研究者から,宿題ももらいましたし,卒業後も忙しそうです。
川人 2024年5月28日(火) 2024年能登半島地震(1:J),U15-P59,ポスター発表能登半島における一連の地震活動への流体の因果関係についての考察 川人君はもはや伊藤研で最もタイムリーな人かもしれません。去年は今頃ウインドノーツで世間を騒がせ,うっかり博士進学を口に出してしまった為に,もうプレ研究として能登の一連の地震の流体に関する研究が始まりB4の5月にて学会デビューを飾りました。まだまだスケジュール感がうまく掴めておらず,1w前のポスターは余白が。。そして青ざめる私(椋平)。しかしながら,きっちりポスターを仕上げ,本番に臨んでくれました。ここだけの話,現地発表練習まで実施したとかしないとか。お客さんも途絶えることなく頑張って発表しました。どこかの院生に「良くも悪くも斬新だね」と煽られたそうです。飲み会に連れて行けなくてすいませんでした。。
Chen 2024年5月31日(金) Near Surface Investigation and Modeling for Groundwater Resources Assessment and Conservation,AHW17-P09,ポスター発表Estimating Hydraulic Heterogeneity Using DenseNet and Hydraulic Tomography Chen君は,台湾でのマスター研究の内容で発表です。最終日の金曜に発表ですが,ちゃんと日曜から参加し,真面目に研究室のメンバーの発表を聞きにきてくれる優しいChen君。他のメンバーは多忙やらなんやらで,水曜には帰仙してしまいましたので,誰も聞きに行けなかった。。。きっといい発表をしてくれたことでしょう。JpGUに来るのが夢だったとか。おじさんがMの時は,アウトレット行ったりDランド行っている学生ばかりでした!
▶︎初めて学会に参加したB4川人くんの報告です。 先日、JpGU Meeting 2024に参加し、ポスター発表をしてまいりました。タイムリーな話題でもある、能登半島地震についての発表でした。様々な研究者や学生の方々とお話しでき、さらに知り合いも若干ながら増やすことができたので本当に良かったです。途中「良くも悪くも斬新」というご意見(煽り?)もいただきました。なお、発表自体は5月28日の夕方だったのですが、5月25日の午後から学会に参加し、様々な発表を聴講してまいりました。地震学に興味があるのでそれに関する発表をメインに聴講してきたのですが、知らない単語が多かったので頭の中が?マークでいっぱいでした。1日中、授業以上に集中して人の話を聞いていたため、毎日ホテルに戻ったら爆睡していました。 さて、B4のこの時期で学会発表をさせてもらっているのは、エネルギー環境コースの同期を見渡してもおそらく私だけでした。というのも、B3の頃に博士課程進学を希望していると伝え(てしまっ)たため、早い段階から研究を始めることになったのです。非常にありがたい経験ではありますが、急激な変化に気持ちが追い付かず、予稿もポスターも、さらには発表準備もギリギリになってしまいました(椋平さんにはご迷惑をおかけしました. . .)。次に学会発表する際には、この反省を生かしていきたいと思います。 ちなみに、学会とは全然関係ないところですが、普段あまり乗らない京葉線に乗れて、ワクワクしてました。房総特急、かっこいいですね。
PhD student Sun-san’s first paper was accepted!
2024.05.08a
J. Sun, Y. Mukuhira+, “P-S travel time detection and hypocenter location of low SNR events using polarization in the time-frequency domain”, BSSA (accepted)!!! Sunさん初の論文がBSSA(アメリカの地震学会誌)に受理されました!
椋平 助教 共著論文(地殻環境エネルギー研究分野)が「令和5年岩の力学連合会論文賞」を受賞
2024.04.25a
地殻環境エネルギー研究分野 椋平 祐輔 助教が、令和5年 岩の力学連合会論文賞を受賞しました。
岩の力学連合会論文賞は、国内外で発行された学協会誌やシンポジウム等で公表された岩の力学関係の論文を対象とし、岩の力学もしくは岩盤工学の進歩に著しい貢献をしたと認められる岩の力学連合会の会員の作成した論文を対象とし表彰されるものです。
受賞業績名: Laboratory hydraulic shearing of granitic fractures with surface roughness under stress states of EGS: Permeability changes and energy balance 受賞者名: 石橋 琢也(産業技術総合研究所) 浅沼 宏(産業技術総合研究所) 椋平 祐輔(東北大学) 渡邉 則昭(東北大学)
論文: T. Ishibashi, H. Asanuma, Y. Mukuhira, N. Watanabe, ” Laboratory hydraulic shearing of granitic fractures with surface roughness under stress states of EGS: Permeability changes and energy balance”, IJRMMS, (2023), https://doi.org/10.1016/j.ijrmms.2023.105512
歓迎会&花見 -2024-
2024.04.11a
こんにちは。伊藤・椋平研、新M1の和田です。 少しずつ春の暖かさが感じられるようになって参りました。 伊藤研では、新メンバー2人 (金子くん ・水本くん,共にM1) を迎え、その歓迎会&花見を実施しました。鈴木 (杏) 研と合わせてM1はなんと5名になり、近年では最大規模の勢力となっています。
東北の春は少し肌寒いため、集合写真を撮影したあとは屋内で歓迎会を行いました。 寿司、焼き鳥、団子、サーバーから注いだ生ビール、窓の外には満開の桜、、 笑顔あふれる新年度のスタートが切れました。 (イベント後半、M1sは博士後期課程への誘いをたっぷり受けました。) 令和6年度も、研究室一同それぞれの研究に励んで参りますのでよろしくお願いいたします。
追いコンを行いました!
2024.03.28a
お世話になっております。今回は、卒業されるM2・B4の方への追いコンを行いました。
皆様楽しんでくれていたようでなによりです。
卒業される方々には、新しい環境でもご活躍されることを祈っています!
eSPM paper in Tohoku Univ. web
2024.03.27a
伊藤研@流体科学研究所 研究室紹介・公開
2024.02.27a
流体科学研究所では、工学部機械・知能系の新3年生、編入学・大学受験をお考えの方、大学の研究室に興味がある高校生の方を対象として、研究室紹介・公開を開催いたします。 ■研究室公開 日時:3月8日(金)10:00〜16:00 場所:片平キャンパス 流体科学研究所(片平キャンパスMAP C09 ) 1号館1F受付にお越しください
エネルギー環境コース・片平キャンパス 5研究室の見学会を開催します!
エネルギー環境コースのうち、片平キャンパスの5研究室が合同で説明会・見学会を開催します。 主に学部3年生を対象としたものですが、もちろん他学年の学生や、進学を考えている他大学・高専の学生もご参加いただけます。
■2024年3月8日 13:00~14:00 研究室説明会 (多元研・西二号館(旧 科研N棟)3階セミナー室 Google Map )
研究室に所属する教員・学生がそれぞれの研究室で進めている研究の概要をご紹介します。 当日は建物は開錠されているのでご自由にお入りください。
13:00~13:10 伊藤研 13:10~13:20 小俣研 13:20~13:30 福山研 13:30~13:40 加納研 13:40~13:50 柴田(悦)研 13:50~14:00 質疑・応答など
●2024年3月8日 14:00~17:00 研究室見学会 (それぞれの研究室にて開催 Google Map )
5研究室のうち興味をもった研究室をご自由に訪問ください。 この日はアポ無しでの訪問、大歓迎です。 研究室の教員や所属する先輩学生が「どんな研究をしているのか?」 「研究室生活はどんな感じですか?」などなど、気になる質問にお答えします。 研究室説明会に参加できなかった方が、見学会だけに参加するのももちろんOKです。
卒論・修論お疲れ様パーティ
2024.02.20a
お世話になっております。先日、伊藤・椋平、鈴木研では卒論・修論の発表を終えたB4・M2の方に向けてお疲れ様パーティを実施しました。
お菓子やお酒を囲みながら研究室メンバーで会話に花を咲かせ、楽しい時間を過ごせたと思います。
下はその様子の写真です。
B4・M2の皆様、お疲れ様でした!
Nagata et al., 2024 プレスリリース!
2024.01.23a
先日,公表した椋平助教,博士後期学生Sunさんが貢献したIEEE TGRSの論文を東北大学の方でプレスリリースして頂きました。
東北大学HPhttps://www.tohoku.ac.jp/japanese/2024/01/press20240122-03-seismogram.html 流体研HPhttps://www.ifs.tohoku.ac.jp/jpn/news/4384/ Facebookhttps://www.facebook.com/IFS.TohokuUniv X (旧Twitter) https://twitter.com/IFS_TohokuUniv/status/1749321211971277003 工学研究科 https://www.eng.tohoku.ac.jp/news/detail-,-id,2755.html 環境科学研究科 https://www.kankyo.tohoku.ac.jp/activity/a20240122press.html
【発表のポイント】
時間-周波数領域における地震動の3次元粒子軌跡解析法(注 1 ) をより拡張する信号処理技術を開発しました。
流体力学分野で用いられる信号処理技術を、地球科学分野に導入することで、より包括的な地震動の3次元粒子軌跡解析が可能になりました。
少観測点、高ノイズといった観測状況が厳しい環境でも、地震動の特性評価が可能となり、地震学、惑星探査、資源開発といった様々な分野での応用が期待されます。
【概要】
地震動を、直交する3成分の地震計で計測することで、ある地点の3次元粒子軌跡を観察することができます。3次元粒子軌跡解析は、多数の観測点を設置することが難しい地下資源開発などの分野で、観測された地震動が持つより多くの情報を抽出するために用いられてきました。しかしながら、特に微弱な地震動に対して有効な時間-周波数領域の解析では、数学的記述の限界から、S波(注 2 ) を含む,平面的に振動する地震動を抽出することができませんでした。
東北大学大学院工学研究科の永田貴之特任助教、野々村拓准教授(共に現名古屋大学大学院工学研究科)、森谷祐一教授、同大学流体科学研究所の椋平祐輔助教、博士後期大学院生Sun Jingyi氏、産業技術総合研究所の椎名高裕主任研究員は、流体力学分野等で用いられる時間遅れ座標系を基に、地震動の3次元粒子軌跡解析に時間遅れ成分を導入し、より包括的な地震動の特性評価が可能な信号処理技術を開発しました。本技術により、S波を含め平面偏波も特徴づけることが可能になりました。実データに適用した結果、既存技術に比して振幅の小さいP波(注 3 ) の検出、S波の検出や後続波(注 4 ) の抽出を可能とします。今後、地震動の特性評価が必要な様々な分野(地震学、惑星探査、資源開発)におけるデータ解析への適用が期待されます。
本研究成果は、2024年1月15日付でIEEE Transactions on Geoscience and Remote Sensingに掲載されました。
【用語解説】
注1. 粒子軌跡解析法:直行する3成分の地震計での計測したある地点の3次元粒子軌跡の形状を評価し,振動の特徴や,到来方向を解析する手法。 注2. S波:地震が発生してP波に続いて2番目(Secondary)に伝わる波。地震波の進行方向(P波)に対して,垂直に振動する波で横波とも呼ばれる。よって,平面的な粒子軌跡を示す(平面偏波)。 注3. P波:地震が発生して最初(Primary)に伝わる波。地震波の進行方向に振動する波で縦波とも呼ばれる。直線的な粒子軌跡を示す(直線偏波)。 注4. 後続波: P波およびS波が、地球内部の各不連続面や海底、地表で反射や屈折したもの。
椋平感想 なかなか時間が取れないなか共同研究者と,隙間時間を縫って進めてきました。最後まで辿り着けて良かったです。最後はとても辛かったです。。。マジで共同研究者の皆には本当に助けて頂きました。地震学で使っている信号処理は,ほんのごく一部で,新たな世界を見れて色々幅が広がりました。 (先日でたComm.のifが人生最高で7.9だったのですが,一瞬で抜かれましたIEEE TGRSは8.1。。。)
2023忘年会
2024.01.16a
お世話になっています。伊藤・椋平研究室M1の長谷川です。
今回は、少し前のことになりますが、研究室で忘年会を開いたのでその報告です。
今年は後輩が買ってきてくれたたこ焼きやピザをメンバーで食べながらワイワイと雑談をし、楽しい忘年会になったのではないかと思います。
2024年もよろしくお願いいたします。